グローバル都市研究所Rikkyo Institute for Global Urban Studies

2007年に設立されたグローバル都市研究所では、『グローバル都市研究』の発行、公開講演会や大学院生を含む「グローバル都市研究会」の開催、内外の研究者との研究交流、若手研究者の受け入れや支援を行い、学際的な都市研究を実施しています。

研究所について

来歴
グローバル都市研究所は、2007年7月立教大学池袋キャンパスに創設されて、都市にかかわる研究を広く扱ってきました。都市の存在自体が学際的な研究対象であり、政治、経済、社会や文化のグローバルな交流、相互関係が進展するなかで、ますます重要な研究領域となっています。研究成果は、都市研究の専門ジャーナル『グローバル都市研究』を2008年に創刊、国内だけでなく海外からも多くの論文が寄せられています。

初代所長松本康教授が中心となって、数々の研究会や講演会も実施してきました。国際会議も活発に進め、2010年からは中国?韓国?日本の研究者によるアジアの都市に関するシンポジウムを毎年、東京、ソウル、上海などで開催してきました。2017年度は上海の同济大学創立110周年の国際会議に参加しました。2018年は立教大学社会学部60周年記念事業に本研究所が共催して、これまでの立教大学、同济大学、ソウル市立大学、復旦大学に加えて、モナシュ大学、シンガポール国立大学、香港中文大学からも都市を研究領域にしている研究者が集う国際会議を開催しました。国際会議International Conference on Social Cohesion and Urban Ethnicity (2020 January at Monash University)はグローバル都市研究所、ソウル市立大学とモナシュ大学の研究所の共催で開催されています。

研究所の活動が時代の要請に沿って進められ、都市型大学の象徴的な存在として都市研究の充実を目指してきました。今後も目覚ましく変化し続ける都市社会の課題に対応すべく、活発に研究を進める所存です。

皆様のご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
概要?目的
立教大学グローバル都市研究所は、本学社会学研究科の研究分野の特色を生かし、教育?研究水準を飛躍的に高めるために、2007年7月に設立された本学で15番目の研究所です。

研究所では、都市型キャンパス立地の特性を活かし、これまでの社会学部の研究蓄積を踏まえて、将来的には学際的な都市研究への展開を視野に入れながら、都市関係の研究及びこれに関連する教育活動を行うことを目的としています。
4つの事業