【変更】第60回社会福祉のフロンティア「ひきこもり支援者向けハンドブックをめぐる対話~自律と倫理~」

INFORMATION

  • 2025年7月27日(日)13:00?16:00
  • 池袋キャンパス 14号館2階 D201教室

7/4 追記
【変更】
会場を「池袋キャンパス 14号館2階 D201教室」に変更しました。




2025年1月、厚生労働省は『ひきこもり支援ハンドブック?寄り添うための羅針盤』を公開しました。本ハンドブックは大変な力作で、とくに「自律」を支援の目指す方向として明確に打ち出したことは画期的です。

本シンポジウムでは、はじめにハンドブックの作成に関わった方々に「自律」を打ち出すに至った背景や、個人的な思いをご報告いただきます。そして、「ひきこもり」だけではなく様々な現場を経験してきた2名の方にこのハンドブックをどう受け止めたのか語り合っていただき、そこからさらに参加者の皆さんとの議論に開いていきます。

講師

social work lab MIRAI代表、社会福祉士、精神保健福祉士、白梅学園大学名誉教授
長谷川 俊雄(はせがわ としお) 氏

横浜市役所?社会福祉職として寿生活館、福祉事務所、保健所に勤務、その後精神科クリニックPSWへ転職。保健?医療?福祉等の狭間に置かれる思春期?青年期の「生きづらさ」と家族であることの「苦しさ」を生み出す問題群に関心をもち実践と研究に取り組む。2011年にひきこもりの方々の居場所「つながるcafé」、2023年に援助職支援と家族支援に取り組む「social work lab MIRAI」を開設。ひきこもり支援ハンドブックの作成にかかわる調査研究事業検討委員会委員長をつとめた。おもな著書に『引きこもりの理解と援助』『ひきこもりケースの家族援助』などがある。

つくばダイアローグハウス院長、筑波大学名誉教授
斎藤 環(さいとう たまき) 氏

筑波大学医学専門学群博士課程を修了後、爽風会佐々木病院精神科診療部長を経て、2013年より2024年まで筑波大学医学医療系社会精神保健学教授。日本思春期学会理事、日本病跡学会理事。公益社団法人青少年健康センター会長。専門は思春期?青年期の精神病理、精神療法、および病跡学。ひきこもり関連の著書としては、『社会