公開シンポジウム「リベラリズムの臨界点——トランプ時代の政治?文化?宗教」
INFORMATION
トランプ2.0の荒波に揺れる2025年の現状は、アメリカのいかなる力学によって形成されたのか。歴史的な転換の現場をアメリカ本国にて目撃してこられた講師陣をお迎えし、近年のリベラリズムとそれに対する反動の諸相について、民主党政治の限界、社会運動の果たす役割、キリスト教ナショナリズムの台頭など、多角的なアプローチを試みる。
報告者
学習院大学法学部政治学科教授
庄司 香(しょうじ かおり) 氏
コロンビア大学でPh.D(政治学)を取得。研究テーマはアメリカの政党、選挙、市民運動。著書に『「いま」を考えるアメリカ史』(共著)(藤永康政?松原宏之編著、ミネルヴァ書房、2022年)などがある。
武蔵大学人文学部英語英米文化学科教授
小森 真樹(こもり まさき) 氏
東京大学大学院総合文化研究科で博士号を取得。専門はアメリカ文化研究、ミュージアム研究。展覧会企画、雑誌編集、批評にも携わる。主な著書に『楽しい政治 「つくられた歴史」と「つくる現場」から現代を知る』(講談社、2024年)、『美大じゃない大学で美術展をつくる|vol.1 藤井光〈日本の戦争美術 1946〉展を再演する』(ART DIVER、2025年)など。