公開イベント「SDGs実践発表会」
INFORMATION
ESD研究所は、インカレSDGsプロジェクト(中口毅博ESD研究所客員研究員が実施しているプロジェクトであり、文部科学省?令和6(2024)年度SDGs達成の担い手育成(ESD)推進事業の一つ)に協力しているところ、本公開イベントにおいて、探究学習に取り組む教育機関に属する小中高生や大学生が課題研究の成果を発信する機会を提供するとともに、異なる世代、異なる地域との交流を促進する。また、企業や市民団体?行政が、取り組みの現状や限界について共有し、小中高生や大学生主体の活性化策について議論することで、課題解決のアイデアや実践のヒントを得る。
登壇者
記録映画監督
原村 政樹(はらむら まさき) 氏
1957年千葉県生まれ。2004年「海女のリャンさん」で長編記録映画の製作を開始。以後「いのち耕す人々」、「里山っ子たち」、「天に栄える村」、「無音の叫び声」、「武蔵野~江戸の循環農業が息づく」、「お百姓さんになりたい」、「食の安全を守る人々」、「タネは誰のもの」、「若者は山里をめざす」、「山里は持続可能な世界だった」など。
さいたま市立大宮国際中等教育学校5年次(高校2年次)
江田 帆花(えだ ほのか) 氏
さいたま市(大宮区)生まれ、さいたま市(北区)在住。3G(総合的な探究の時間)の個人探究として色覚多様性の周知活動に取り組み、筑波大学附属坂戸高校生と共同で昨年9月にさいたま市立新開小学校の5年生を対象に色弱に関する体験授業を行う。10月にはさいたまスーパーアリーナで行われた国際フェア2024にも出展し、来場した大人からも高評価を得る。
静岡大学地域創造学環3年次
古田 采音(ふるた あやね) 氏
静岡県三島市出身?在住。授業の一環で松崎町にフィールドワークに1?2カ月に一度の頻度で訪れ、松崎高校などと協働で地域活性化活動に取り組んでいる。昨年9月には関東の中高生?大学生とともに三島市の親水公園のベンチ製作活動も行った。
一般社団法人SGSG理事長、#おかやまJKnote総合プロデューサー
野村 泰介(のむら たいすけ) 氏
通称「のむたい先生」。2016年まで高校教諭の後、2017年、SGSGを設立し奉還町を拠点に「困っている子もそうでない子もみんなまるごとつつみこむ」居場所作りを行う。2022年12月、民設民営「奉還町ユースセンター」設立。FM岡山「フレッシュモーニングオカヤマ」第4月曜レギュラーコーナー「教えて!のむたい先生」担当。
静岡県松崎町町長
深澤 準弥(ふかざわ じゅんや) 氏
松崎町出身?在住。役場職員を経て2021年12月に町長に当選し現在1期目。職員時代から仕事外で浜掃除や町おこしイベントなどに汗を流す。静岡大学等との連携による「2030松崎プロジェクト」などの総合戦略を策定し、人口減少社会における地域コミュニティの再構築やSDGsの基本理念に沿った協働のまちづくりを主導している。
本学環境学部設置準備室?大学院社会デザイン研究科教授、日本環境教育学会理事、環境省?日中韓環境教育ネットワーク国内委員、令和6年度環境教育成果指標有識者検討会座長、関東地方ESD活動支援センター企画運営委員
二ノ宮リム さち(にのみやりむ さち)
1990年代後半より、国内外のNPOや行政などの場で、環境教育?持続可能な開発のための教育(ESD)の実践?推進に取り組む。2008年より大学を拠点とし、持続可能な社会づくりを担う市民を支える教育?学習?エンパワメントのありかたを追究。近著に『地域から学ぶ?世界を創る』『人生を拓く?社会を創る』(編著?いずれも学文社)。『社会教育?生涯学習入門—誰ひとり置き去りにしない未来へ』(編著、人言洞)。
詳細情報
名称
内容
10:00 開会式、SDGs実践コンテスト説明
10:10 教員懇談会(小中高?大学教員対象)、キャリア支援ワークショップ(中高生?大学生対象)、映画「若者は里山をめざす」上映会(一般対象)
12:00 インカレSDGsプロジェクト協議会(協議会会員対象)
13:00 ポスター?映像での探究活動等の成果発表(一般対象)
14:30 パネルディスカッション(一般対象)
16:00 多世代グループワークショップ(一般対象)
17:00 まとめ、SDGs実践コンテスト表彰式、閉会式