「つながる!国際スポーツフェス!」開催レポート

田村 陽奈さん(文学部史学科3年次)

2024/11/25

RIKKYO GLOBAL

OVERVIEW

10月19日(土)、ポール?ラッシュ?アスレティックセンターにて、国際交流に関心を持つ日本人学生と外国人留学生を対象とする「つながる!国際スポーツフェス!」を開催しました。「RIKKYO Future Project」(以下、RFP)の学生が企画?運営を行ったイベントです。

RFPは学生部主催のプロジェクトで、有志学生が主体となって立教大学をよりよくするための活動を検討し、教職員と協働しながら様々な企画を実施しています。今年度は、Aチーム「多文化交流プロジェクト」とBチーム「新座改善プロジェクト」の2チーム体制で、約20人の学生が活動しています。「つながる!国際スポーツフェス!」は、Aチームが企画?運営を行ったイベントで、開催にあたっては募集定員を超える応募があり、当日は抽選により決定した参加者が身体を動かしながら交流を楽しみました。

Aチーム?チームリーダーの田村陽奈さん(文学部史学科3年次)にイベントを実施した想いなどについて伺いました。

なぜ「つながる!国際スポーツフェス!」を開催しようと思ったのですか

参加者にアナウンスをする田村さん

「国際交流はハードルが高い」。そんなイメージを覆したいというRFPメンバーたちの想いから、今回の企画は生まれました。約半年前、チームでの話し合いや学生へのヒアリングを行う中で、語学力に自信がないため国際交流を諦めてしまっている学生が多いという現状に気付いたのです。一方、自身も留学生であるメンバーからは、日本人学生と仲良くなりたい留学生も非常に多いという話がありました。どうしたら参加者が気軽に楽しめる国際交流イベントが実施できるのか。また「英語力に自信がない日本人学生」と「日本人の友達が欲しい留学生」をどうマッチングさせるか。そこで思いついたのが、今回実施した「つながる!国際スポーツフェス!」でした。共通言語であるスポーツを通じて、参加者が言語や文化を超えた繋がりを体験し、自信を持って国際交流をしてもらいたい。そんな願いを込め、8人のメンバーで本イベントの企画から実施までを行いました。

準備や当日の活動で大変だったことなど、エピソードはありますか

全体を通して何をやるかよりも、「どうやるか」を考えるのに苦労しました。本イベントのコンセプトでもある「言語に捉われない国際交流」を成功させるには、ゲームのルールを工夫する必要があったので、チーム内での話し合いにはかなり時間をかけました。月に一度の定例会では、教職員メンバーの方々から企画案に対してアドバイスをいただき、その度に試行錯誤し、本番までに間に合わせられるかとチーム内で不安になることもありました。そんな状況下でも、常にチーム内でコミュニケーションを取ることを意識し、お互いを励まし合えたことが成功に繋がったと思います。また参加者への事前連絡、会場設置、当日のタイムラインなど、かなり細かな部分にまで気を配る必要があり、特に本番前は時間に追われていました。さらに、当日の欠席連絡など想定外の事態にも対応できるように、フローを決めておく必要があったため、メンバー内で常に連携を取りながら調整を進めました。

イベントを通して感じたこと

私がリーダーで良いのだろうか?と不安になる瞬間は何度もありました。それでもメンバーの温かなサポートや的確なアドバイスに何度も助けられ、無事にリーダーを務めることができたと思います。また、イベント終了後に参加者同士が笑顔で談笑していたり、連絡先を交換していたりする姿を見て、私たちもとても嬉しかったです。帰り際には、参加者の方に「また開催してほしい!」と声を掛けていただき、今後の活動の糧となりました。そしてリーダーとしてRFPで活動していく中で、新たな自分の一面を知ることができたと思います。イベント終了後に、あるメンバーから「弱音を吐かず前を見続けてくれてありがとう!」と声を掛けてもらったのです。楽観的な私の性格や行動が、チーム内のモチベーションを維持する上で役に立てていたことが驚きでした。今後も、今回の経験を活かし、より多くの学生に楽しんでもらえるイベントを企画していきたいです!

Aチームの学生メンバー

※Bチームについても、新座キャンパス利用学生に対して10月に「新座キャンパス満足度調査」を実施し、現在は調査結果をもとに新座キャンパスの学生満足度をより高めるための活動を検討中です。

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