学生ライターとして「ガチ中華」を取材。トークイベントも企画し、本場の味わいやその魅力を伝える
中原 美波さん(2025年3月観光学部交流文化学科卒業)
2025/06/27
立教生のキャンパスライフ
OVERVIEW
幼い頃から中華料理が好きで、大学では現地の言語を学びたいと考えていた中原美波さん。1年次の「グローバル?スタディ?プログラム1※1」は、中国語(中山大学)のコースを選択した。
「協定校の学生から現地の食文化について教わり、これまで自分が食べてきた『中華料理』と大きく異なる点に衝撃を受けました。そこから本場の料理やその提供店舗を指す『ガチ中華』に関心を抱くようになりました」
2年次になると中原さんは、東京ディープチャイナ研究会(TDC)※2に所属する。「都内のガチ中華を紹介するTDCの書籍を見つけて『これだ!』と直感が働いたのです。学生ライター募集の案内があり、迷わず挑戦を決めました」と話す。月に1回程度のペースで店舗を取材し、記事の執筆に励んできた。
「中国出身の方は本場のおいしさを知ってほしいと奮闘しています。そのため味だけではなく、作り手の思いやこだわりをしっかり伝えられるように努めています」
2年次になると中原さんは、東京ディープチャイナ研究会(TDC)※2に所属する。「都内のガチ中華を紹介するTDCの書籍を見つけて『これだ!』と直感が働いたのです。学生ライター募集の案内があり、迷わず挑戦を決めました」と話す。月に1回程度のペースで店舗を取材し、記事の執筆に励んできた。
「中国出身の方は本場のおいしさを知ってほしいと奮闘しています。そのため味だけではなく、作り手の思いやこだわりをしっかり伝えられるように努めています」

「いまアツい!ガチ中華の世界」に登壇したメンバーと。立教大学からは中原さんを含む観光学部の学生3人、大学院観光学研究科の中国人留学生2人が参加 撮影協力/佐藤憲一

トークイベントで司会を務める中原さん(左から2番目)。登壇者が紹介する店舗を事前に調べ、メニューや立地が分かるスライドも作成した 撮影協力/佐藤憲一
※1 「グローバル?スタディ?プログラム1」:事前研修を経て、観光学部の協定校に短期滞在し、語学研修やフィールドワークで異文化を学ぶ科目。帰国後に事後研修と成果報告会を行う。中原さんが受講した2021年度は、コロナ禍によりオンライン留学を実施。
※2 東京ディープチャイナ研究会(TDC):都内で楽しめるガチ中華に関する情報発信を行うコミュニティ。Webサイト?SNSでの発信や、まち歩きイベントの開催といった活動を展開している。
※2 東京ディープチャイナ研究会(TDC):都内で楽しめるガチ中華に関する情報発信を行うコミュニティ。Webサイト?SNSでの発信や、まち歩きイベントの開催といった活動を展開している。

学生ライターを始めるきっかけになった書籍『攻略!東京ディープチャイナーー海外旅行に行かなくても食べられる本場の中華全154品』(産学社)
1月25日には、としま未来文化財団主催でTDCが企画?制作した「いまアツい!ガチ中華の世界」のトークイベントに、企画段階から参加した。
「大学のゼミで、中国人留学生とおすすめ料理について話した経験から、日中の学生6人が『池袋の推しガチ中華』を紹介する企画を考案しました。来場者から大好評で、登壇者の自分たちも心から楽しめたことがうれしかったです。ガチ中華は交流を生む、と実感しました」
中原さんの卒業論文のテーマは、「日本人にとってのガチ中華店の魅力─食を通じた文化交流の可能性─」だ。「橋本俊哉教授のゼミで、先生が『好きなことを書いてみては』と言ってくださったおかげで楽しみながら取り組めました」と振り返る。卒業後は、昔から憧れていたホテル業界で働く。
「ライター活動もイベントの登壇も、興味を突き詰める中で自然にたどり着いたものです。『好き』さえあれば、どんなことにも挑戦できると確信しています」
「大学のゼミで、中国人留学生とおすすめ料理について話した経験から、日中の学生6人が『池袋の推しガチ中華』を紹介する企画を考案しました。来場者から大好評で、登壇者の自分たちも心から楽しめたことがうれしかったです。ガチ中華は交流を生む、と実感しました」
中原さんの卒業論文のテーマは、「日本人にとってのガチ中華店の魅力─食を通じた文化交流の可能性─」だ。「橋本俊哉教授のゼミで、先生が『好きなことを書いてみては』と言ってくださったおかげで楽しみながら取り組めました」と振り返る。卒業後は、昔から憧れていたホテル業界で働く。
「ライター活動もイベントの登壇も、興味を突き詰める中で自然にたどり着いたものです。『好き』さえあれば、どんなことにも挑戦できると確信しています」
※本記事は季刊「立教」272号(2025年4月発行)をもとに再構成したものです。バックナンバーの購入や定期購読のお申し込みはこちら
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
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